インプラント(人工歯根)とは、歯の欠損したあと、歯の機能を代用させる目的で顎骨に埋め込む人工的な物質。人工歯という言葉は古くから義歯などに用いられるプラスティクあるいはセラミックの歯型を指すものとして使われていたため、この言葉が使われるようになった。英語のdental-implantの訳語でデンタルインプラントとも呼ばれ、更に一般には単にインプラントと略称される場合も多い。人工歯根を手術的に顎骨に植えて、創治癒を待った後にその上に人工歯冠;上部構造をつける一連の治療で、治療を受ける人は近年、激増している。
インプラントの利点は天然歯のように顎の骨に固定するので、違和感がなく固いものを噛むことができるようになり、またブリッジはいればのように隣の歯を削る必要がなく、他の歯に負担をかけなくて良いので結果的に歯全体の寿命が延びる、また見た目が天然歯に近いため、審美性に長けている。
歯科医師の過剰および20世紀型歯科治療における診療報酬の減少により、新しくインプラント治療を始める歯科医師も多くなり、その為、歯科医師の技術、経験、経過観察などのレベル差が大きいのは事実である。また材料を供給しているメーカーにおいても同様であり、経験、アフターサービスのレベルに大きな格差があるため注意しなければならない。